はじめに
転職活動で求人票を見ていると、「月給」「年間休日」「賞与」などはチェックしても、勤務時間の欄は何となく読み流してしまうという方も多いのではないでしょうか。
ところが、その勤務時間の欄には「変形労働時間制」と書かれていることがあります。
「変形」って何が変形しているのかな?残業?通常勤務時間?
意味が分からないまま応募してしまうと、「思っていた働き方と違った」と感じる原因になることも。
今回は、求人票でよく見かける変形労働時間制について、分かりやすくご紹介します。

変形労働時間制とは?
簡単に言うと、
「毎日同じ時間働くのではなく、忙しい日と比較的落ち着いている日で勤務時間を調整する働き方」
です。
例えば一般的な会社では、
- 9:00~18:00
- 1日8時間勤務
という働き方が多いですが、
変形労働時間制では、
- 月曜日:10時間勤務
- 火曜日:6時間勤務
- 水曜日:8時間勤務
というように、日によって勤務時間が変わることがあります。
ただし、1か月や1年など決められた期間で見ると、法律で定められた労働時間内になるよう調整されています。

介護業界で多い理由
介護施設は365日営業しているところが多く、
- 利用者様が多い曜日
- 入浴が集中する日
- イベントの日
- 人員配置の都合
などによって忙しさが変わります。
そのため、介護業界では変形労働時間制を採用している事業所が多くあります。

残業とは違うの?
ここは勘違いされやすいポイントです。
例えば、
今日は9時間働いたからといって、
必ずしも1時間分が残業になるわけではありません。
変形労働時間制では、
あらかじめ勤務時間が決められていれば、
その日の勤務が9時間や10時間でも、法定内であれば残業にはならない場合があります。
一方で、予定より長く働いた場合や、法定労働時間を超えた場合には、通常どおり時間外手当が支給されます。

求人票で確認したいポイント
変形労働時間制だから良い・悪いというわけではありません。
求人票では次のような点を確認すると安心です。
- 年間休日は何日あるか
- 月の平均残業時間
- シフトは事前に決まるのか
- 希望休は取得できるのか
- 勤務時間帯は固定か、複数あるのか
特に介護業界では、年間休日110日以上や残業月10時間以内などの求人も増えています。
勤務時間だけではなく、休日とのバランスを見ることが大切です。

面接で聞いておきたい質問
変形労働時間制の求人では、面接時に次のような質問をしてみるのがおすすめです。
- シフトはどれくらい前に決まりますか?
- 希望休は月に何日程度取得できますか?
- 残業は実際にどのくらいありますか?
- 勤務時間が長い日は月にどれくらいありますか?
- 職員の皆さんは無理なく働けていますか?
求人票だけでは分からない働き方が見えてくるため、入職後のミスマッチを防ぐことにつながります。

まとめ
変形労働時間制は、「忙しい日と落ち着いている日で勤務時間を調整する働き方」です。
「変形労働時間制」と書かれているだけで敬遠する必要はありません。
大切なのは、年間休日や残業時間、シフトの組み方など、自分が無理なく働ける環境かどうかを確認することです。
一人ひとりに合った働き方ができる職場探しを、福マチ転職が全力でサポートいたします。
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