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2026.8.19

試用期間で確認すること ~入社後に「こんなはずじゃなかった」を防ぐために~

求人を探していると、「試用期間3か月」「試用期間あり」という記載を目にすることがあります。

 

「とりあえず仕事を覚えるための期間」

と考えてしまいがちな試用期間ですが、実は、給与や勤務条件などが本採用後と異なる場合があるため、入社前に確認しておきたい大切なポイントです。

 

今回は、転職後のミスマッチを防ぐために、試用期間で確認しておきたいことを紹介します。

 

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そもそも「試用期間」とは?

 

試用期間とは、採用した人について、実際の勤務を通して職務への適性や勤務状況などを確認するために設けられる期間です。

 

ただし、「試用期間だから、会社はいつでも自由に辞めさせられる」というわけではありません。

 

厚生労働省が紹介する裁判例でも、試用期間中の労働者との雇用契約はすでに成立しており、本採用を拒否する場合も、客観的に合理的な理由があり、社会通念上相当と認められることが必要とされています。

 

つまり、試用期間だからといって、何でも自由に扱われるわけではありません。

 

 

試用期間で確認したい5つのポイント

 

① 試用期間は「いつまで」なのか

 

まず確認したいのが、試用期間の長さです。

 

求人票に、

・試用期間3か月

・試用期間6か月

 

などと記載されていることがあります。

 

「いつからいつまでが試用期間なのか」「延長される可能性があるのか」まで確認しておくと安心です。

 

特に、「試用期間終了=自動的に退職」ではありません。

 

試用期間の趣旨を超えて、合理的な期間を大きく超えるような長期の試用期間は認められない場合があります。

 

 

② 試用期間中の給与は本採用後と同じ?

 

ここは特に重要です。

 

求人票に、

「月給25万円~」

「試用期間中は月給23万円」

 

などと記載されている場合があります。

 

また、基本給だけでなく、

・資格手当

・処遇改善に関する手当

・固定残業代

・夜勤手当

・賞与

・昇給

 

などが、試用期間中と本採用後でどうなるのかも確認しておきましょう。

 

労働条件は採用時に明示することが使用者に義務付けられています。

求人票や労働条件通知書などを確認し、「試用期間中だけ条件が違うものはないか」をチェックすることが大切です。

 

 

雇用形態は変わる?

 

「正社員募集」と書いてあっても、試用期間中の雇用条件が気になる場合は確認しておきましょう。

 

例えば、

「試用期間中は契約社員」

「試用期間終了後に正社員登用」

 

という求人もあります。

 

この場合は、

「試用期間が終われば必ず正社員になれるのか?」

を確認することが重要です。

 

「正社員登用あり」と「試用期間終了後に正社員」は意味が異なる場合があるため、曖昧な場合は面接時に聞いてみましょう。

 

 

試用期間中に何を評価される?

 

介護・福祉の仕事では、単に「仕事ができるか」だけを見ているわけではありません。

 

例えば、

 

・利用者さんへの接遇

・職員とのコミュニケーション

・報告・連絡・相談

・記録の正確さ

・時間やルールを守れるか

・安全に介助できるか

・チームで仕事ができるか

 

など、職場によって評価するポイントはさまざまです。

 

「試用期間が終わるまで頑張る」のではなく、何を身につければ本採用につながるのかを確認しておくと、働き始めてからの目標も明確になります。

 

面接で、

「試用期間中はどのような点を評価されますか?」

と聞いてみるのもおすすめです。

 

 

試用期間が終わったら何が変わる?

 

最後に確認したいのが、本採用後の条件です。

 

例えば、

「試用期間終了後に基本給が上がる」

「資格手当が付く」

「夜勤が始まる」

「担当業務が広がる」

 

など、試用期間終了を境に条件が変わることがあります。

 

特に介護職では、試用期間中は日勤のみで、本採用後から夜勤を担当するケースも考えられます。

 

そのため、

「本採用後の勤務時間や仕事内容も、入社前に確認しておく」

ことが大切です。

 

 

入社前にチェックしておきたい項目

 

試用期間がある求人に応募するときは、次の項目をチェックしてみましょう。

 

試用期間は何か月か

試用期間の延長はあるか

試用期間中の給与はいくらか

資格手当・処遇改善手当などは支給されるか

賞与・昇給の扱いはどうなるか

雇用形態は本採用後と同じか

試用期間中の勤務時間や休日はどうなっているか

本採用後に仕事内容や勤務時間が変わるか

試用期間中に評価されるポイントは何か

本採用後の労働条件を確認できるか

 

 

「試用期間あり=悪い求人」ではありません

 

ここまで読むと、「試用期間がある求人は避けた方がいいの?」と思うかもしれません。

 

もちろん、そうではありません。

 

試用期間は、企業側が求職者を知る期間であると同時に、求職者が職場を知る期間でもあります。

 

実際に働いてみて、

 

「職場の雰囲気はどうか」

「利用者さんへの接し方は自分に合っているか」

「職員同士の連携はできているか」

「面接で聞いていた仕事内容と違いはないか」

 

などを確認できる貴重な期間でもあります。

 

だからこそ、試用期間を「ただ頑張って乗り切る期間」と考えるのではなく、自分に合った職場なのかを確認する期間として活用してみましょう。

 

 

まとめ

 

試用期間がある求人に応募するときは、

 

「何か月あるのか」だけでなく、「その期間の給与・仕事内容・勤務条件・評価基準・本採用後の条件」まで確認することが大切です。

 

求人票を見ていて、「ここはどういう意味?」と思う条件があれば、面接時に確認してみましょう。

入社してから「聞いていた条件と違った」とならないためにも、気になることは入社前に確認すること。

 

福マチでは、求人票だけでは分かりにくい条件についても、求職者の希望を聞きながら求人選びをサポートしています。

「この求人、条件はいいけど試用期間がちょっと気になる……」

 

そんなときも、お気軽にご相談ください。

 

 

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