令和6年度障害福祉サービス等報酬改定において、以下の点が決定されました。
●指定児童発達支援事業所及び指定放課後等デイサービス事業所は、自己評価および保護者評価を行い、その結果とそれに基づいて行った改善内容を公表すること。
●指定保育所等訪問支援事業所は、指定基準に基づき、自己評価、保護者評価、および訪問先施設評価を行い、その結果とそれに基づいて行った改善内容を公表すること。
これに伴い、令和6年7月4日付でこども家庭庁から「障害児通所支援事業所全体の自己評価の流れについて」の通知と資料が公表されました。
児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援関連の事業体ごとの評価に関わるシートも公表されていますので、これらを利用して自己評価を実施し、公表することをお勧めします。
また、令和6年4月より、保育所等訪問支援も評価制度を導入することが決定しています。
概ね1年に1回以上実施することとされており、児童発達支援・放課後等デイサービス同様に未公表減算が適用されるため、忘れずに実施しましょう。
この自己評価の公表に関しては、自治体によって掲載場所や掲載方法に注意が必要です。
●事業所や法人のホームページに掲載する場合、わかりやすい場所に掲載されているか。
●多くのページを経由しないと確認できないような状態になっていないか。
●自己評価を確認できるページが「お知らせ」等に掲載されており、ホームページが更新されると消えてしまう等、自己評価のページが隠れてしまっていないか。
上記対応ができていない事業所は、自己評価を掲載していても減算になる場合があります。
保護者や利用を検討している方の参考にもなるため、自己評価ページは以下のように設定することをお勧めします。
1.ホームページのトップページに「事業所の自己評価はこちら」等、自己評価を確認できる入り口を設置する。
2.「お知らせ」等、更新情報が掲載されるページに設定する際は、表示を固定する設定にする。
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