5月は、新年度の慌ただしさが少し落ち着く一方で、心や身体に疲れが出やすい時期でもあります。
特にこの時期によく耳にするのが、いわゆる「5月病」。
正式な病名ではありませんが、新しい環境で張りつめていた気持ちが少し緩んだタイミングで、心身のバランスを崩してしまう状態を指すことがあります。
「なんとなくやる気が出ない」
「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」
「仕事に行く前だけ気持ちが重い」
「以前は気にならなかったことでイライラする」
もしこうした変化を感じているなら、それは単なる気のせいではなく、身体や心からのサインかもしれません。
特に介護や医療、福祉の現場のように、人と関わる仕事では、自分のことより利用者様や周囲を優先してしまう方も少なくありません。
その結果、自分の疲れに気づくのが遅れてしまうこともあります。
だからこそ大切なのが、“不調になる前のセルフケア習慣”です。

たとえば――
1.睡眠の質を見直す
「寝ているのに疲れが取れない」
と感じたら、睡眠時間だけでなく睡眠の質にも目を向けてみましょう。
寝る直前のスマホを控える、ぬるめのお風呂に浸かるだけでも違いがあります。
2.食事を抜かない
忙しいとつい食事を後回しにしがちですが、エネルギー不足は気分の落ち込みにもつながります。
朝にバナナ1本でもいいので、“何かを口にする習慣”を意識してみてください。

3.「疲れた」を言葉にする
責任感が強い人ほど、我慢がクセになりやすいものです。
家族や同僚、友人に「ちょっと疲れてるかも」と言葉にするだけでも、気持ちが整理されることがあります。
4.休日に“何もしない時間”をつくる
予定を詰め込むだけがリフレッシュではありません。
あえて何もしない時間をつくることで、脳も心も回復しやすくなります。
働き続けるうえで本当に大切なのは、「頑張り続けること」ではなく、「頑張り続けられる自分を整えること」です。
5月病は、決して特別な人だけに起こるものではありません。
だからこそ、“なんとなく不調”を見逃さないことが大切です。
忙しい毎日だからこそ、まずは自分の心と身体の声に耳を傾けて、自分は何を求めているか聞いてあげましょう。
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