介護の現場では、日常的に専門用語が飛び交いますが、意外と知られていないものも少なくありません。
今回ご紹介する3つの用語は、介護士であれば知っておきたい基本の知識です。
知るだけで利用者さんへの対応や説明がスムーズになり、現場での信頼感も高まります。
ぜひ、この記事を保存して、いつでも見返せるようにしておきましょう!

1. 感情失禁(かんじょうしっきん)
利用者さんが突然、涙を流したり、大声で笑い出したりすることはありませんか?
「感情失禁」とは、感情が抑えられず突発的に表出してしまう状態を指します。特に、脳梗塞の後遺症として多く見られる症状です。
例えば、何気ない会話の中で突然泣き出す、あるいは笑い出すといったことが該当します。
このような場合、無理に感情を抑えさせようとするのではなく、利用者さんの気持ちに寄り添い、落ち着くまで静かに見守ることが大切です。適切な対応で利用者さんの安心感を守りましょう。

2. せん妄(せんもう)
普段は落ち着いている利用者さんが突然、「ここはどこ?」と言い出したり、時間や場所が分からなくなることがあります。
それは、「せん妄」が疑われるケースかもしれません。
せん妄は一時的な意識混濁の状態で、環境の変化や身体の不調が原因で起こることがあります。
このような状況では、利用者さんを落ち着かせるために穏やかな口調で話しかけ、周囲の環境を整えることが必要です。
例えば、部屋の明るさや静けさを調整したり、時計やカレンダーを見える場所に置くことで安心感を与えられます。
現場での冷静な対応が、利用者さんやそのご家族の信頼を築くポイントです。

3. 寛解(かんかい)
「寛解」という言葉をご存じでしょうか?
寛解とは、病気や怪我が一時的、または継続的に回復している状態を指します。
特に、癌や白血病といった再発の可能性がある病気で使われることが多い用語です。寛解は「症状が抑えられている状態」であり、治療が完全に終わったわけではありません。そのため、引き続き適切な治療や定期的な検査が必要です。
この言葉を知っておくことで、利用者さんやそのご家族に対して正しい説明ができ、安心感を与えることができます。
また、利用者さん自身が治療に前向きに取り組むきっかけにもなるかもしれません。

まとめ
介護士として、利用者さんをサポートする際に専門用語を適切に使いこなすことは非常に重要です。今回ご紹介した「感情失禁」「せん妄」「寛解」は、どれも日常の現場で役立つ知識です。これらの用語をしっかり理解し、現場で活かせるようにしましょう。
困ったときやもっと詳しく学びたいときは、同僚や上司に相談したり、信頼できる情報源で知識を深めることをお勧めします。
介護現場のプロとして、一歩先行く対応力を身につけましょう!
