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2023.9.27

代表のコトバ『 古きものは去っていくのか 』

みなさん こんにちは

福マチ(福祉のお仕事マッチングサービス)職業紹介のコラム担当の”のりみ”です。

 

職業紹介として福マチがスタートして早4ヶ月が過ぎようとしています。

「福マチのトビラ」では今まで、介護・福祉・キャリアの3つの項目で不定期にコラム掲載をしてきましたが

今後は我らが代表のコトバを、これまた不定期に掲載していこうと思います。

 

今までは社内報にのみ掲載されていたのですが、ぜひ、コラムを読んでくださる皆さま、

転職を考えている皆さまにも読んでほしいと思います。

それでは、9月掲載分、お楽しみください!

 

 

 

『 古きものは去っていくのか 』

 

この夏の甲子園、神奈川県代表慶應義塾高校の全国制覇。2021年には和歌山県代表智辯和歌山高校の優勝。

なんか、ウォーターワンに縁がある地域での優勝は嬉しいですね。

 

慶應の取り組みは、経済誌とかでもその独自な育成方法、ユニークな校風で取り上げられてますよね。 そもそも丸坊主でない髪型、練習は一日2時間。

これって凄いなと思います。
今までの高校野球は丸坊主で、きつい練習の先に甲子園の優勝があるというイメージでしたが、それを綺麗 に払拭してしまいましたよね。そして、その2時間をいかに凝縮して効率的な練習方法にするかを部員みんなで決める。上に意見する本当に革命的なことだと思います。
それを慶應は注目されるずっと前から実践しているというのがまた凄いと感じてます。

 

27年前、自分が起業してまもない頃、当時、ボストンコンサルティング社長の大前研一の本を読んだ時に、 こんなことが書いてました。イノベーション(新しい考え方みたいな感じの意味です)についてです。 そもそも町の床屋はもっと多様化すべきだ。自分は時間がないので、シャンプーも顔剃りも家でできる。 唯一、求めてるのが、髪を切る行為である。床屋の値段はその作業時間に比例する。よって髪を切るだけの 床屋があると、今の価格の1/3で出来るようになり、時間数も大きく削減出来ると書いてありました。 そこから数年経ってQBハウス。カットだけする店が登場したのを覚えてます。
まさに床屋のイノベーションです。自分もずっと髪を切る時間が無駄だと考えてたので大歓迎です。 ただし、それらの床屋のメンバーは総じて素人で、とにかく髪の評判は芳しくないんですよね(笑。

 

そして今、2、3年前にホリエモンも寿司屋とか一流料亭での丁稚制度なんて意味がないとネットで吠えてます。YouTubeでなんでも料理は作れるようになるという理論です。

 

先日、そごう西武が外資系に売却されました。あまり、池袋に行かないのですが、なんか西武百貨店のイメージは強く、売却とかストのニュースはちょっともの悲しさを覚えました。

 

1985年、当時、大学生だった頃に横浜そごうが東口にオープンしたんですよね。自分はそのオープンの年のお歳暮アルバイトで地下の食品売り場でバイトしたことがあります。当時の感覚ではこれから東口にたくさんのオフィスが立ち並ぶのでここが東口の玄関になると言ってました。売り上げは西口の高島屋がダントツにすごく、そごうはまだまだ閑散としていた記憶があります。
月日が経ち、東口にオフィスが立ち並び、多くの人が東口を通過する時代にはなりましたが、まさか宅配にて買う時代になるとはその時に誰一人想像してなかったと思います。

 

百貨店が全盛期だったのは昭和。そして令和はやはり宅配全盛の時代になっていくんですかね。 盛者必衰をどことなく秋の風と共に感じます。

 

 

令和5年9月20日                                                 代表取締役 船木 拓志