
みなさん こんにちは
福マチ(福祉のお仕事マッチングサービス)職業紹介のコラム担当の”のりみ”です。
みなさんは「ルール」「マナー」「モラル」の違いについて説明できますか? 社会人として、この3つを知ることはとても重要です。
今回は「ルール」「マナー」「モラル」を中心にお話ししますね。
「ルール」は決まり事
ルールとは、法律、規則、決まり、慣習など、社会生活や集団生活を行う上で守らないと罰せられる決まり事です。
辞書によると「規則」「規定」「きまり」と記載されています。
特定の組織や集団、社会などでの共通の行動基準や規則のことを指します。ルールを守ることにより、一定の秩序を保ちます。
例えば交通ルール。
違反をすると罰せられますよね。スピード違反や駐停車禁止、飲酒運転の取り締まり、こういったことに関するたくさんのルール(規則)があり、それを守るからこそ車は円滑に道路を走り、歩行者は安心して歩道を歩けるのです。
会社の就業規則などもそうです。勤務時間や賃金、休暇など決まり事で成り立っています。
社会はルールによって秩序と効率が保たれているのです。
「マナー」は礼儀
マナーは、礼儀作法、行動の作法など、特定の場面や状況における適切な振る舞いや態度を示すものです。
辞書によると、「態度」「礼儀」「礼儀作法」と記載されています。エチケット、ともいえるでしょう。
マナーはその社会や集団で認定されている「暗黙の了解」的な存在なので破っても罰せられるわけではありません。
その社会や集団によって異なる場合がありますが、相手に対して礼儀正しく接することにより、円滑なコミュニケーションが図れるということについて違いはありません。
例えば、テーブルマナー。
一緒に食事をしていて、音を立てながら食べる人、口に食べ物が入っているのに話すなどは相手に不快な思いをさせてしまいます。
特にビジネスシーンでは、大切なお客様と一緒に食事をすることもあるかもしれません。最低限のテーブルマナーは身に着けておきたいですね。
「モラル」は道徳
モラルは、個人や集団が持つ道徳的な価値観や倫理的な原則を指します。
モラルはルールとは違って、善悪や正義の判断をともなう個人の感性であり、法的な拘束力はありません。
辞書で調べると、「道徳」「倫理」「人生・社会に対する精神的態度」と記載されています。
モラルは個人の良心や倫理観によって形成されることが多く、社会的なルールや文化、国によって変化することもありますが、基本的な倫理原則は普遍的であるとされます。
例えば、嘘をつかれたり、迷惑をかけられたりしても喜ぶ人はいないですよね。
人は大なり小なり集団で生活する以上、協力し、助け合い、励ましあうことが必要です。
協力し、助け合い、励ましあう、という行動を起こそうとする心の動きがモラルではないでしょうか。
他者を尊重し思いやる心は、人間であるからこそ持てるものだと言えるでしょう。
~ 番外編:こんな人イヤだ ~
CASE1: 飲み会終了後、居酒屋の前で大騒ぎ
お酒を飲んで陽気になり、ストレスが解消されることもありますが、屋外で大騒ぎすると近所や通行人に迷惑をかけます。 酔っていると声が大きくなりがちですので、声のボリュームを抑えて周囲に迷惑をかけないようにしましょう。
CASE2: 社名入りの営業車のマナー違反
お客様とのアポイントに間に合わない、早く仕事を終わらせたいなど理由は様々ですが、むやみにクラクションを鳴らしたり、急な進路変更をする営業車を見かけることがあります。
社名が入っている車は会社のイメージを代表していますので、マナー違反は会社の品位を下げることにつながります。 営業車でなくてもマナー違反は事故の原因になりますので、安全運転を心がけましょう。
CASE3: 電車内でつり革などにつかまらずにスマホをいじり、揺れるたびに横の人に体当たりする
電車内でスマホやタブレットを使用する人が増えていますが、立ちながら両手で操作に夢中になっていると危険です。 電車が揺れたり急ブレーキがかかったりすると、周囲の人に迷惑をかけることがあります。
このようなマナー違反は乗客同士のトラブルの原因にもなりますので、注意しましょう。
CASE4: ゴミの分別が面倒でまとめて捨ててしまう
分別はゴミを捨てる人のマナーです。分別されない状態で埋め立てや焼却が行われると、環境汚染につながる可能性があります。
また、分別をしないことで清掃する人や収集業者の方々にも迷惑をかけることを忘れてはいけません。
CASE5: 改札を出たらとりあえず一服
場所によっては路上喫煙禁止条例違反となり、場所によって路上喫煙禁止条例違反で、過料を徴収されることがあります。
また何よりも周囲の人に迷惑になりますので、喫煙者・非喫煙者の両者が快適に過ごせるようにマナーを守りましょう。
CASE6: ながらスマホでのろのろ歩く
街中でながらスマホをしている人を頻繁に見かけますが、人とぶつかったりトラブルになることや、ホームから転落する恐れもあります。また、歩行速度も遅くなり周囲にとても迷惑な行為です。
CASE7: 電車やバス内での音漏れ
本人にとっては好きな音楽を大音量で聴いていていい気分かもしれませんが、周囲にとっては耳障りな雑音でしかありません。電車やバスに乗る際のマナーとして音漏れには十分注意しましょう。
CASE8: 約束の時間に遅刻
打ち合わせや待ち合わせの際は「5分前行動」を心がけましょう。約束の時間を守れない人は周囲から時間にルーズな人と思われ、信用されなくなります。少しの時間でも相手の貴重な時間を奪っていることに変わりはありませんし、その後の取引にも悪影響を及ぼす可能性があります。トラブルなどでどうしても遅れてしまう場合は、早急に相手に連絡をして謝罪しましょう。
CASE9: 身だしなみ
身だしなみの乱れは、社内の雰囲気を悪くし、お客様にはマイナスイメージを与えます。髪は寝ぐせなどついていませんか?洋服は乱れていませんか?外見の乱れは心の乱れともいわれています。周囲に不快な思いをさせないよう、自分を鏡に映してチェックをしてみましょう。
「空気を読む」
ルール、マナー、モラルについて解説しましたが、どれも「相手を思う」ところが原点ではないかと思うのです。
相手を思う、とは空気を読むこと。
では、どうすれば空気って読めるの?それってどういうこと?と思う人もいるかもしれませんね。
まず、空気を読めないということは、自分中心であるということ、相手への配慮や想像力が足りないのかもしれません。
自分にされたくないことを、相手にしない、それだけで少なくともモラルやマナーの部分はかなりカバーできるのではないでしょうか。モラルやマナーを守れる人は、充分、空気を読めていると思います。
自分を知って、相手を想う、その連続が社会を優しくしていくかもしれません。