
みなさん こんにちは
福マチ(福祉のお仕事マッチングサービス)職業紹介のコラム担当の”のりみ”です。
今回は、接遇・マナーの基本、身だしなみについてお話しをします。
身だしなみとは、服装や髪形、メイク、清潔さ、姿勢、言葉遣いなどが含まれます。
社外的な場や職場での印象や信頼性に大きな影響を与えるため、個人のイメージや尊厳を守りながら、環境や場所にふさわしい形で自己表現することを目指すことが身だしなみの一環と言えます。
具体的な要素としては、相手に不快感を与えないために最も重要なのが「清潔感」です。
清潔感のある身なりをすることは、社会のマナーであると同時に、向き合う相手に対する礼儀でもあります。
介護・福祉職では、一般的な接遇・マナーのスキルだけでなく、独自の接遇・マナーが求められます。
介護においての身だしなみ3原則
① 清潔感 ② 機能性 ③ 安全性
① 清潔感・・・汚れのない清潔な状態であり、適度な派手さを避け、整っていることが重要です。また、周囲の人々に配慮し、においにも気を配ることも清潔感に繋がります。
② 機能性・・・介助のしやすさや動きやすさも、身だしなみの重要な要素です。ただし、動きやすさを重視するからといって、露出の多い服装は避けるべきです。
③ 安全性・・・利用者に対して損傷やけがのリスクを減らすため、時計やピアス、ネックレス、指輪などは外すべきです。また、長い爪やつけ爪も同様に注意が必要です。 さらに、靴の選択も非常に重要です。介助の際には、足元が安定し、踏ん張ることができるスニーカーや安全靴などが望ましいです。
それでは、以下においては〇か×のどちらでしょう?
1. 服装はだらしないけれど、利用者への対応や言葉遣いはしっかりしている。
2. 清潔感はあるけれど、認知症の利用者に対し子どもの相手をするように接していた。
3. 笑顔で接しているが、介助は雑である。
4. 無愛想だが、介助は丁寧である。
5. 仕事はしっかりできているが、利用者にやたらとボディータッチをしながら接する。
答えは1~5すべて×です。
利用者の立場に立って考えてみましょう。
服装がだらしなく、子どものように接し、介助が雑で無愛想であり、過度なボディータッチをする場合、私たち利用者はそのような職員との関わりを望みません。
介護は専門性を要する仕事であり、服装や接し方、介助の質、対応の丁寧さなど、すべての要素が重要です。優れた特性があっても、これらの基本的な要素が欠けていると、私たち利用者は信頼感や安心感を抱きにくくなるでしょう。
ただ型にはまった接遇・マナーを守るだけでは、介護職の専門性を十分に発揮することはできません。
介護職は人との関わりを持つ仕事であり、相手が不快に感じないような適切な身なりや言葉遣いも重要です。利用者の気持ちやニーズを理解し、適切なサポートを提供できる職員こそがエキスパートといえるのではないでしょうか。
★ポイント
身だしなみとは・・・服装・言葉遣い・態度・容姿などの相手に対する心遣い
おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため。
相手の立場になって考えること、それが接遇・マナーにつながるのかもしれませんね。